gzexe

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Version: 97557 (fedora - 25/11/07)

Section: 1 (Commandes utilisateur)

名前

gzexe - 実行ファイルを実行できる形で圧縮する

書式

gzexe [ name ... ]

説明

gzexe ユーティリティーは実行ファイルを圧縮する。 この圧縮ファイルが実行されると、自動的に伸長して起動する (性能の面でペナルティーがある)。 たとえば、``gzexe /bin/cat''を実行すると、以下の 2 つのファイルが生成される。
 
-r-xr-xr-x 1 root bin 9644 Feb 11 11:16 /bin/cat -r-xr-xr-x 1 bin bin 24576 Nov 23 13:21 /bin/cat~
/bin/cat~ は元のファイルで、/bin/cat は自己伸長実行ファイルである。 /bin/cat が正しく動作することが確かめられたら、/bin/cat~ は削除しても良い。

このユーティリティーは、ディスク容量が非常に小さいシステムでとても役立つ。

オプション

-d
指定された実行ファイルを圧縮する代わりに伸長する。

関連項目

gzip(1), znew(1), zmore(1), zcmp(1), zforce(1)

注意

圧縮実行ファイルはシェルスクリプトある。 このことによって、何らかのセキュリティホールが生成される可能性がある。 特に、圧縮実行ファイルは gzip や他のユーティリティ (tail, chmod, ln, sleep) を見つけるために PATH 環境変数に依存する。

バグ

gzexe は、元ファイルの属性を圧縮実行ファイルに引き継ごうとするが、 chmodchown を用いて手動で属性を修正しなければならない場合がある。