sigsetops

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Langue: ja

Version: 2005-11-17 (fedora - 25/11/07)

Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)

名前

sigemptyset, sigfillset, sigaddset, sigdelset, sigismember - POSIX シグナル集合の操作

書式

#include <signal.h>

int sigemptyset(sigset_t *set);

int sigfillset(sigset_t *set);

int sigaddset(sigset_t *set, int signum);

int sigdelset(sigset_t *set, int signum);

int sigismember(const sigset_t *set, int signum);

説明

sigsetops(3) 関数群は POSIX シグナル集合(signal set)を操作するため使用する。

sigemptyset() は set で与えられたシグナル集合を空に初期化し、シグナルが一つも 含まれていない状態にする。

sigfillset() は set で与えられたシグナル集合が全てのシグナルを含むようにする。

sigaddset() と sigdelset() は setsignum シグナルをそれぞれ加えたり、削除したりする。

sigismember() は signumset に含まれているかどうかをテストする。

返り値

sigemptyset(), sigfillset(), sigaddset(), sigdelset() は成功すれば 0 を、エラーの場合は -1 を返す。

sigismember() は signumset に含まれていれば 1 を返し、含まれていなければ 0 を返す。 エラーの場合は -1 を返す。

エラー

EINVAL
sig が有効なシグナルではない。

準拠

POSIX.1-2001.

注意

glibc での注意

_GNU_SOURCE 機能検査マクロが定義されていると、 <signal.h> でシグナル集合を操作する 3つの関数が追加で公開される。
int sigisemptyset(sigset_t *set);
set にシグナルが一つも含まれていなければ 1 を返し、 それ以外は 0 を返す。
int sigorset(sigset_t *dest, sigset_t *left, sigset_t *right);
シグナル集合 leftleft の和集合を dest に書き込む。
int sigandset(sigset_t *dest, sigset_t *left, sigset_t *right);
シグナル集合 leftleft の積集合を dest に書き込む。

sigorset() と sigandset() は成功すると 0 を、失敗すると -1 を返す。

これらの関数は非標準であり、(他にも同様の関数を提供しているシステムも いくつかはあるが) 移植性を考慮したアプリケーションでは使用を避けるべき である。

関連項目

sigaction(2), sigpending(2), sigprocmask(2), sigsuspend(2)