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set_thread_area
Langue: ja
Version: 2003-02-21 (fedora - 25/11/07)
Section: 2 (Appels système)
名前
set_thread_area - スレッド局所記憶 (TLS) 領域を設定する書式
#include <linux/unistd.h>#include <asm/ldt.h>
int set_thread_area(struct user_desc *u_info);
説明
set_thread_area() は、カレント・スレッドのスレッド局所記憶 (Thread Local Storage; TLS) 配列の中のエントリを設定する。 set_thread_area() により設定される TLS 配列のエントリは、ユーザから引き数として渡される u_info->entry_number の値に対応している。値が範囲内にある場合、 set_thread_area() は u_info で指された TLS ディスクリプタをスレッドの TLS 配列にコピーする。
entry_number として -1 が渡された場合、 set_thread_area() は未使用 (free) の TLS エントリを使用する。 未使用の TLS エントリがあった場合、どのエントリが変更されたかが分かる ように終了時に u_info->entry_number の値が変更される。
返り値
set_thread_area() は成功した場合 0 を返す。失敗した場合は -1 を返し、 errno を適切に設定する。エラー
- EINVAL
- u_info->entry_number が範囲外である。
- EFAULT
- u_info が不正なポインタである。
- ESRCH
- 未使用の TLS エントリが見つからなかった。
バージョン
set_thread_area() は Linux 2.5.29 で初めて登場した。準拠
set_thread_area() は Linux 独自であり、移植を意図したプログラムでは使用すべきではない。関連項目
get_thread_area(2)Contenus ©2006-2024 Benjamin Poulain
Design ©2006-2024 Maxime Vantorre