fexecve

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Langue: ja

Version: 2007-07-26 (fedora - 25/11/07)

Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)

名前

fexecve - ファイルディスクリプタで指定されたプログラムを実行する

書式

 #define _GNU_SOURCE
 #include <sys/time.h>
 
 int fexecve(int fd, char *const argv[], char *const envp[]);
 

説明

fexecve() は execve(2) と同じ作業を行う。違うのは、 実行するファイルを、パス名ではなく、 ファイルディスクリプタ fd を用いて指定する点である。

返り値

fexecve() は呼び出しに成功した場合、戻ることはない。 エラーの場合、関数は戻り、返り値として -1 が返り、 errno が適切に設定される。

エラー

エラーは execve(2) と同じだが、以下のエラーが追加になっている:
EINVAL
fd が有効なファイルディスクリプタでない。または argv が NULL である。または envp が NULL である。
ENOSYS
/proc ファイルシステムにアクセスできなかった。

バージョン

fexecve() は glibc 2.3.2 以降で実装されている。

準拠

この関数は Linux 固有である。 POSIX.1 の将来のバージョンに含めるか検討中である。

関連項目

execve(2)