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ptsname
Langue: ja
Version: 2004-12-17 (fedora - 25/11/07)
Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)
名前
ptsname, ptsname_r - スレーブ擬似端末の名前を取得する書式
#define _XOPEN_SOURCE
#include <stdlib.h> char *ptsname(int fd); #define _GNU_SOURCE
#include <stdlib.h> char *ptsname_r(int fd, char *buf, size_t buflen);
説明
ptsname() 関数は fd で参照されるマスタ擬似端末 (pts) デバイスに対応する スレーブ擬似端末デバイスの名前を返す。ptsname_r() 関数は ptsname() のリエントラントなバージョンである。 この関数は、スレーブ疑似端末デバイスの名前を、 NULL で終端された文字列の形で buf で指定されたバッファに格納して返す。 buflen 引き数には buf のバイト数を指定する。
返り値
成功の場合、 ptsname() は静的記憶領域の文字列へのポインタを返す。 この記憶領域はこの後の ptsname() の呼び出しで上書きされる。 このポインタを free してはいけない。 エラーの場合は NULL ポインタを返す。成功の場合、 ptsname_r() は 0 を返す。 エラーの場合、0 以外の値を返し、 errno をエラーを示す値に設定する。
エラー
- EINVAL
- (ptsname_r() のみ) buf が NULL である。
- ENOTTY
- fd がマスタ疑似端末デバイスを参照していない。
- ERANGE
- (ptsname_r() のみ) buf が小さすぎる。
準拠
ptsname() は Unix98 疑似端末仕様の一部である (pts(4) を参照のこと)。この関数は POSIX.1-2001 で規定されている。ptsname_r() は Linux による拡張である。 この関数についての記載があるものとして Tru64 と HP-UX があるが、 これらの OS での実装ではエラーの場合 -1 を返し、 errno にエラーを示す値を設定する。 移植を考慮したプログラムではこの関数の使用は避けること。
関連項目
grantpt(3), posix_openpt(3), ttyname(3), unlockpt(3), pts(4), feature_test_macros(7), pty(7)Contenus ©2006-2024 Benjamin Poulain
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