apt-config

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Langue: ja

Version: 29 February 2004 (ubuntu - 25/10/10)

Section: 8 (Commandes administrateur)

NAME

apt-config - APT 設定取得プログラム

SYNOPSIS

apt-config [-hv] [-o=config string] [-c=file] {[shell] | [dump]}

説明

apt-config は、APT スイートの様々な所で一貫した設定を行うために使用する、内部ツールです。スクリプトアプリケーションで使いやすい方法で、メイン設定ファイル /etc/apt/apt.conf にアクセスします。

-h オプションや --help オプションを除き、以下に挙げるコマンドが必要です。

shell
shell は、シェルスクリプトから設定情報にアクセスするのに使用します。引数として、まずシェル変数、次に取得したい設定値をペアで与えます。出力として、現在の値ごとにシェル代入コマンドの一覧を表示します。シェルスクリプト内では、以下のようにしてください。
 OPTS="-f"
 RES=`apt-config shell OPTS MyApp::options`
 eval $RES
 
 
これは、MyApp::options の値をシェル環境変数 $OPTS にセットします。デフォルト値は -f となります。

設定項目は /[fdbi] を後ろに付けられます。f はファイル名を、d はディレクトリを、b は true か false を、i は整数を返します。返り値ごとに内部で正規化と検証を行います。

dump

設定箇所の内容を表示するだけです。

オプション

ここで設定オプションとして説明したコマンドラインオプションは、 すべて設定ファイルを使用して設定できます。 設定ファイルに書いた真偽値をとるオプションは -f-,--no-f, -f=no などのようにして上書きできます。

-h, --help

使い方の短い要約を表示します。

-v, --version

プログラムのバージョンを表示します。

-c, --config-file

設定ファイル。 使用する設定ファイルを指定します。 このプログラムは、デフォルト設定ファイルを読んでから、この設定ファイルを読みます。 この設定をデフォルト設定ファイルよりも前に読む必要がある場合、 APT_CONFIG 環境変数に指定してください。構文については apt.conf(5) をご覧ください。

-o, --option

設定オプションのセット。任意の設定オプションをセットします。 構文 -o Foo::Bar=bar となります。 異なるオプションを設定するため、-o--option は、 複数回使用できます。

関連項目

apt.conf(5)

診断メッセージ

apt-config は正常終了時に 0 を返します。エラー時には十進の 100 を返します。

バグ

m[blue]APT バグページm[][1] をご覧ください。 APT のバグを報告する場合は、 /usr/share/doc/debian/bug-reporting.txt や reportbug(1) コマンドをご覧ください。

翻訳

倉澤 望 nabetaro@debian.or.jp (2003-2006,2009-2010), Debian JP Documentation ML debian-doc@debian.or.jp

この翻訳文書には未訳部分が含まれていることに注意してください。 翻訳がオリジナルに追従できていない場合、 内容を失わないようにこのようにしています。

AUTHORS

Jason Gunthorpe

APT チーム

NOTES

1.
APT バグページ
http://bugs.debian.org/src:apt