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gfrcmd
Langue: ja
Version: 20 August 2003 (ubuntu - 25/10/10)
Section: 1 (Commandes utilisateur)
NAME
gfrcmd(1) - Gfarm 計算プールのホストで、コマンドを実行する。SYNOPSIS
gfrcmd ホスト名 コマンド ...
DESCRIPTION
第一引数に指定した計算プールのホストで、第二引数以降のコマンドを実行します。 UNIX 標準の rsh に似た機能を持ちますが、下記の点が異なります。
サーバーは、inetd から起動するのではなく、gfsd に組み込まれている。
gfarm の認証機構を用いる。rsh のようにTCPの特権ポートを認証に 用いることはないので、同時実行可能なコマンド数が、特権ポートの数に 制約されない。
rsh と異なり。単一のTCPコネクション上で動作するので、同時に 多数起動した場合の、カーネルへの負荷が若干軽い。
環境変数DISPLAYを伝えることができる。また、この時 X Window System の認証情報も渡すことが出来る。
遠隔ホストにおけるカレント・ディレクトリは、NFSで共有されてい ることの多いホーム・ディレクトリではなく、gfarmのスプール・ディレ クトリになるので、デバッグ時に、ホスト毎にcoreファイルを残すことが 容易。
gfarmライブラリと協調して、コマンドが致命的なシグナルを発生さ せた場合にデバッガを呼び出す機能を備える。
OPTIONS
- -l ユーザー名
- 遠隔ホストでのユーザー名を指定します。
- -n
- 標準入力の内容を、遠隔ホストに送らなくします。
- -r
- 遠隔ホストのログインシェルを利用しないで, 指定されたコマンドを直接実行します。
- -y
- 環境変数DISPLAYを遠隔ホストに伝えます。
- -X
- 環境変数 X Window System の認証情報を、遠隔ホストに伝えます。 ホームディレクトリを共有していないような場合に有用です。
- -v
- 詳細にエラーメッセージを表示します.
- -?
- 引数オプションを表示します。
ENVIRONMENT
- GFARM_DEBUG_MODE
- この環境変数に値 gdb を設定すると、遠隔ホストのコマンドが シグナルで終了する際に、xterm および その上で動作する GNU debugger gdb を、コマンドに関連づけた状態で、起動します。
この機能を利用するには、X Window System 下で gfrcmd を利用する必要 があります。
BUGS
-l オプションはまだ実装されていません。
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