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bindresvport
Langue: ja
Version: 2007-05-31 (fedora - 25/11/07)
Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)
名前
bindresvport - ソケットを特権 IP ポートにバインドする書式
#include <sys/types.h> #include <netinet/in.h> int bindresvport(int sd, struct sockaddr_in **sin);
説明
bindresvport() は、ソケット・ディスクリプタを特権 IP ポートにバインドするのに使う。 特権ポートとは、ポート番号が 0 から 1023 の範囲にあるポートである。
in->sin_port が 0 の場合、600 から 1023 の範囲にある無名ポート (anonymous port) が選択される。 bindresvport() によって実行された bind(2) が成功すると、実際に割り当てられたポート番号が sin->sin_port に入れて返される。
sin には NULL を指定することもでき、その場合には sin->sin_family は暗黙のうちに AF_INET とみなされ、(上記の通り) 無名ポートが割り当てられる。 しかし、この場合には、 bindresvport() は実際に割り当てられたポート番号を返す手段を持たない。
返り値
bindresvport() は成功すると 0 を返す。それ以外の場合、-1 を返し、 errno にエラーの原因を示す値を設定する。エラー
bindresvport() は bind(2) と同じ原因で失敗する可能性がある。準拠
POSIX.1-2001 にはない。 BSD, Solaris およびその他の多くのシステムに存在する。注意
特権ポートにバインドできるのは root だけである。 それ以外のユーザがこのコールを行っても失敗する。 さらに、以下のエラーが発生することがある:
- EPFNOSUPPORT
- sin が NULL 以外で、かつ sin->sin_family が AF_INET でなかった。
関連項目
bind(2)Contenus ©2006-2024 Benjamin Poulain
Design ©2006-2024 Maxime Vantorre